季節性 2005 11 29
今年は、季節性がないかもしれないと言われています。
例年ならば、11月や12月は、低調な相場で、
年明けから、上昇に転じるパターンが多かったのです。
去年は、「夏枯れ」も「秋枯れ」もありました。
今年は、そういう季節性が、全く当てはまらなかったと言えるでしょう。
だから、市場では、けが人も出ているという「うわさ」を聞きます。
株式市場には、「信用売り」や「プット・オプション」で儲けている人たちもいます。
そういう人たちは、予想外に、いつもの季節性がなかったので、
損失を出しているかもしれません。
何しろ、夏の初めに、「今年も、「『夏枯れ』も『秋枯れ』もあるだろう。
だから、11月頃が底値になるかもしれない」と予想する人が多かったのです。
さて、来年は、どうなるか。
いつもの季節性ならば、上げ相場となりますが、
今年は、夏も秋も、上げ続けたので、季節性が当てはまるか、どうか、難しいところでしょう。